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Pearly Gates

...If heaven exists, what would you like to hear God say when you arrive at the Pearly Gates?

意外に、日本人はレアモノみたいです。
少なくとも、私がいるところでは。

ランチに、日本料理屋に連れて行かれました。
フツー、ありえないチョイスですよね。

何で、アメリカに来た日本人を日本料理屋に連れて行きますか。
滞在3日目で郷里の味が恋しくなるほど、繊細な人間でもないのに。

こういうことらしいです。
「店の連中は本当の日本料理だって言い張ってるけど、オレはどうも怪しいと思ってる。そこを、ホンモノの日本人に判断して欲しいんだ」

あぁステキ。
乗らざるを得ません、こういうの。


というわけで、鉄板焼屋に連れて行かれました。
鉄板を囲むように座り、目の前で料理してくれるスタイル。

シェフは、最初に日本語で挨拶してくれました。
しかし、見るからに日本人ではありませんでした。
自分が日本人だと言うと、驚かれました。

ふむ。
ま、ハワイとかでも日本料理屋の大半は韓国人経営らしいですからね。
ありです。

そしてシェフは、無駄にパフォーマンスをしてくれます。
コテの上に卵を乗せてクルクル回したり、胡椒を振る前に容器をジャグリングしたり。

ふむふむ。
ま、日本でも中華料理屋とか結構オーバーアクションだったりしますからね。
これもありです。


むしろ気になったのは、周りの皆さんの食べ方。

箸と茶碗でご飯をいただく時は、両手を使いましょう。
器を持つという文化の方が珍しいのでしょうが、ポロポロこぼれてますから。

天麩羅にステーキソースをつけるのも、やめましょう。
お店側も、天つゆか塩を出してあげてください。

寿司ネタでなくシャリ全体を醤油に浸すのも、やめましょう。
味が分からなくなりますし、塩分過多で死にますよアナタ。

もっともかく言う私も、カフェテリアでメキシコ料理を食べているときに、
ソースのつけ方をわかっていないと言われた人間。
あんまり偉そうなことは、言えないんですけどね。

ちなみに、お味はフツーによろしいものでした。


ついでに、備忘録代わりに個人的に気になったことを書いておきます。

1つ、神戸牛は密かに有名らしい。
神戸牛の名を冠したレストランがあるせいだと思いますが、結構皆知ってました。

"Kobe"の発音が明らかに"コウベ"ではないので、理解するまで意味不明でしたけどね。
これも、カタカナ発音がネイティブに意味不明なのと同じなんでしょうけど。

2つ、おごるという面倒くさい文化が無い。
個人的なアジアでの出張・日本での接待経験では、他の会社の人と食事に行くと、どちらが払うかで割と気を遣っていました。

でも今回は最初に支払方法を聞かれるなり、全員が異口同音に"separately, please."
わかりやすくて良いです。

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