Pearly Gates

...If heaven exists, what would you like to hear God say when you arrive at the Pearly Gates?

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フェリーは約1時間遅れでアテネに到着。

降り際に改めて船内を見回してみて、
船もそれなりに豪華で、お金持ちそうな乗客がそれなりにいることに気づきました。

払ってる額が違うので、当然と言えば当然なのでしょうけど。


早朝のカフェで、インスタントコーヒーから作るというフラッペに挑戦。
その名もネスカフェ。

思い切った名前どおりの、思い切った味でした。
それなりに美味しいのですが、ホントに露骨にインスタント。


ここで時間をつぶした後、鉄道駅に向かったのですが。
到着初日に観光局でゲットしていた時刻表と、どう見ても一致しません。

券売所のおっちゃんに聞いても、「この電車しか無い」の一点張り。

目的地は同じだしとりあえず乗ってみるか、と思ったら。
「満席だ」と次の一言。

ウソ。
これに乗れなかったら、次の電車は8時間後なのに…と食い下がると、
「Standingならある」とシメの一言。

…先にそれ言ってよ。

こういうのは運も大きいと思いますけど、「ギリシャ人は観光客に優しい」
という歩き方の触れ込みは、私の中では完全に否定されました。


この時刻表の間違いが性質の悪いことに、
実際の発車時刻の方が30分早かったんですよね。

つまり、カフェで時間を潰し過ぎていたら、
自動的に8時間待ちの状況に追い込まれていたと。

ちなみに、どうしても納得がいかず観光局情報を見直していたら。
右上に書いてある作成日付が、約1年前でした。

…。


しかも、車内放送がギリシャ語のみなうえ、通過駅でも駅名が書いてないケースが多く、
自分がどこにいるかがわかりづらいんですよね。

これは私の不手際でもあるのですが、鉄道路線表を持っていなかったので、
自分が間違った方向に進んでいないか相当不安でした。

歩き方の、「この直通列車は途中で3両が切り離されるので注意」
などという記述も、ストレスをしっかり倍増。

…はぁ。

車中で会ったフィンランド人少年2人も似たような感想を抱いていたようで、
愚痴を言って笑い合いながら、不満を解消してましたとさ。


結局、30分ほど遅れて無事に目的地に到着。

私が現地から調子に乗って書き込みをしていた、
メテオラという世界遺産がある、カランバカという街です。

街中にいても視界に飛び込んでくる奇岩群に、電車でのアレコレはどこへやら。
いきなりテンション最高潮です。

20071009_1.jpg
素朴な街並、そして岩山


これらの岩の塔を登った先に、6つもの修道院が建設されているのがこのメテオラ。
意味不明です。ステキ過ぎます。

開館時間がやや短いうえ、曜日によってどこかの修道院が閉まっているので、
時間は無駄には出来ません。

相変わらず適当に決めた宿に荷物を放り出し、シャワーを浴びてからいざ登山。

1日2回の山頂までのバスはもう終わってしまっていたので、
トレッキングロードを30分登ってメテオラ地域へ。

昨晩からの睡眠不足も手伝って、山道をひたすら邁進するだけで、
聖闘士の修行をしている気分になってたような。

他に人が全然いないので、ますますテンションがあがるんですよね。

出会ったのは、山から下りて来たドイツ人夫婦のみ。
言葉は通じなかったものの、挨拶とボディーランゲージだけで無駄に盛り上がってました。


20071009_2.jpg
ハイテンションで乗り切ったものの、結構な道です


トレッキングロードを登りきってすぐのアギア・トリアダ修道院は休館日だったので、
さらっと覗くだけ覗いて、アギオス・ステファノス修道院へ。

やや意外なことに、ここから先はフツーに舗装された道路。
自家用車が自分を追い抜いていき、修道院前の道路には大型バスが。

世界遺産の名に恥じぬ、一級の観光地という証なのでしょう。
こういう場所こそ自分の足で歩き倒した方が、喜びは大きいと思うのですが…。

ま、お年寄りにはかなり厳しい道ですし、仕方の無いことだと解釈しておきます。


20071009_3.jpg
アギオス・ステファノス修道院 遠景


修道院の中は、いたってフツーでした。
とはいえ、重機も電気も無い時代に、こんな岩山に修道院を建てる信仰心には脱帽です。

お手頃価格のチョーカーや修道士のお手製レースなどが販売されており、
実家へのお土産物でもと思ったものの、やや宗教色が強かったので、結局断念。

うちのバアさん、一応浄土真宗の信徒ですからねぇ…。


20071009_4.jpg
山道で出遭ったクロネコ。恐らく、修道院の飼い猫ですが


その後、銀嶺を1時間ほど往き、唯一まだ開いているルサヌー修道院へ。
ま、修道院の内観自体は、そこまで大きくは変わらないんですけど。

全てを制覇したいというさもしいコレクター的精神と、
途中の風景を堪能したいという気持ちが相まって、ついつい向かってしまうわけです。


教会の中には礼拝堂があり、どうやらそこが一番の見所のようであるものの。
拷問とか処刑とか、壁画は結構際どい内容が多かったですね。

ツアーガイドの説明を盗み聞きしてもよくわからなかったのですが、
他民族による征服や弾圧など、複雑な歴史が影響しているのでしょう。

きっと。


20071009_5.jpg
ルサヌー修道院 遠景


20071009_6.jpg
ルサヌー修道院 近景


本日の修道院巡りはここで終了。
道に迷いつつも、1時間ほどかけてカランバカの街中へ。

自分で言うのも何ですが、クレタから夜行便で着いた当日にしては元気過ぎます。
後先考えないからなー。


そのクレタからの船便で会った人から聞いてやっと知ったのですが、
このところ毎晩妙な集まりが随所であったのは、選挙の影響だったようです。

最初は音楽なんかをかけて人を集めつつ、途中から政治家が登壇して、
あーだこーだと演説をぶってたわけですね。

で、シュプレヒコールにあわせてラッパのような音が鳴り響いていたと。

人々もタベルナで飲み食いしながらその様子を見ているわけで、
ついつい盛り上がってしまうのも理解できます。

暴走族の集会かと誤解してしまい、大変恐縮であります…。


20071009_7.jpg
夕食。前菜のはずのGrilled Cheeseとチーズたっぷりのパスタが同時に


このカランバカ、若干英語の通用度は低いものの、その分素朴で感じの良い街でした。

いくら選挙戦中で人の手が多いとはいえ、
こどもが夜の10時を過ぎても三輪車で走り回ってるって。

この奇岩群も、観光客からすると圧巻の一言なのですが、
地元の人にとっては、気にとめることも無い日常の風景みたいでしたね。

ま、姫路市内のいたるところから姫路城が見えるひめじんと、
同じ感覚なのでしょう。

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